カオスレポート 1 あらゆる物事に起源が存在するように。
この世界にもまた起源は存在する。
すべては、私のあくなき欲望から始まった……。
その二つの存在は、ただ純粋で
揺るぎない力に満ち溢れていた。
だが相反するがゆえに
一度、この世界で安定してしまったのだ。
可能性を、そこで終らせるわけにはいかなかった。
私はお互いを争わせる事によって
その力を進化させることを決意した。
だが一度戦いが終れば
再び世界は安定を望んでしまうかもしれない。
やがて私は、ひとりの興味深い存在を見つけた。
その騎士は、愛ゆえの憎しみを重ね
時の鎖という深い業に囚われていた。
混沌が彼を呼んだのか、彼が混沌を呼んだのか
それはわからない。
ただひとつ確かなことは、彼が
終りなき戦いの宿命をその身に宿していること。
無限の闘争は、ここから始まったのだ。2 秩序と混沌に分かれ、争いを続ける駒。
その力は、私から見れば些細なものだった。
ただ駒には、ある興味深い特性があった。
戦いにより一度死を向かえても
再び同じ姿で甦るものがあったのだ。
死の以前の記憶は残っていないようだが。
甦る条件はひとつ。
強い何かを抱いたものだけがその資格を得られる。
それは信念であれ、後悔であれ、恐怖であれ
何であっても構わない。
混沌の駒であれ、秩序の駒であれ
その条件に相違はなかった。
だが、今回は異変が起きた。
記憶を受け継いだまま、甦る駒が現れたのだ。
あれは、神の創り出したクリスタルの影響か。
これは、何かの兆しなのかもしれない。
この戦いの不穏なる結末への……。3 我々は破壊者による長き襲撃を受けていた。
最後の救いを、私は求められたのだ。
そうして生まれてしまった混沌の力。
あらゆる力を取り込むその力に
皆は酔いしれ、さらなる力を私は求められた。
だが力は、破壊を臨んではいなかった。
業を煮やした国は、混沌を操るため
混沌を制する秩序を
混沌の中に眠る記憶から創り出そうとしたらしい。
今となっては、私もその国と同じだ。
支え合うべき存在を争わせていることに
今さらながら強い罪悪を感じる。4 生まれてきた以上、この世界に何かを残したいと
願うのは、誰も同じなのだろうか。
秩序の神コスモスが残したクリスタル。
あれを神の力と理解する者もいたが
力というよりは、コスモスを形作っていた
要素といった方が正確かもしれない。
クリスタルもまた、本来であれば器でしかない。
器とは、その中身が何で満たされるかによって
価値は変わっていくもの。
重要なのは、持つものの力であり
それにより器は性質を変えていく。
この世界も器だとしたら
果たして何に満たされようとしているのだろうか。5 究極の混沌を手にする願いは叶わなかった。
願いは断たれ
世界も我が戦いも、全て終ると思っていた。
だが新たな胎動を感じる。
以前とは違う、新たな命を宿した鼓動を。
破壊の力こそ、強さこそが
私を救う唯一の道だと思っていた。
しかし私は、思い違いをしていたのかもしれない。
始まりは憎しみだった。
究極の兵器を生み出すことにより
私は、力を求め続けていた者たちに復習を願っていた。
だが、力が人を導くのではない。
時に人が力をも導くということを
繰り返す戦いの中で、彼らは教えてくれた。
その答えこそ、私がこの世界で学んだ
大いなる意思なのかもしれない。
もはや思い残すことはない。
次に生まれいずる者が、私の導きとなるのだろう。
それが復讐か、救済かはわからぬが
私もその者と共に旅に出よう。
この世界における神として
戦いの終りをここに記す。6 私が何者なのか。
名前など、この世界では何の意味も持たない。
愛する者を奪われ
見知らぬ世界に流れ付いた私にできることなど
もはや、ひとつしかなかったのだ。
この世界は十二度の創造が終り
十三度目の創造が始まろうとしている。
おそらく次も、混沌の勝利で終るのだろう。
私は全てを道具として扱ってしまった。
もしかしたら、妻を奪った彼を憎んでいたのかもしれない。
……次を最後にしよう。
究極の兵器を作るためだけに繰り返される争いは。7 まさか、この世界の真実を探るため
自ら命を断つ者が現れるとは思わなかった。
当然、記憶は失われるだろうが
ある意味、彼は真実を証明したともいえる。
肉体が朽ちても、魂は死なず。
その理論は、半分が正解であり
半分は正解ではない。
もともと、この世界に確固たる肉体など存在していないのだ。
肉体が器に過ぎないという考えは
我が継承の儀の名残かもしれない。
だが本質はどうなのだろうか。
精神があるから肉体が存在できるのか。
肉体があるから精神が存在できるのか。
おそらく前途悪のように
どちらが先に生まれたというわけではないのだろう。8 戦いへの直接の干渉は許されない。
私には、そのような力は残されていなかった。
そこで私は、時空をさまよっていた一尾の竜と
ひとつの契約を交わした。
神々の戦いが終るごとに、破れた神を甦らせ
新たな駒とともに戦いが始るように、と。
代償として、私は肉体を失った。
そんなことは大きな問題ではない。
混沌に、より多くの物を吸収させたかったのだ。
破壊と創造を繰り返す、世界の浄化こそが、
私に残された、唯一の救いの道だったのだ。9 秩序rと混沌が、まだその実力を発揮していないころ
私はいくつかの実験を繰り返していた。
世界に漂う数々の意思を
なんとか利用できないものかと考えたのだ。
施策を重ねるうちに、実験は成功した。
成功したものは、強い力を生みだすため、この世界に収め
失敗したものは、次元の狭間に封じた。
今回の戦いでは、誰かがそれを取り出し
利用していたようだが。
成功した者のか何は己の存在理由に揺らぐも者もいた。
存在する理由など、何でもいいではないか。
始まりは駒であったとしても
意思を持ったまま定着すれば
それは真実となりうるのだ。
それは、過去から形作られたものなのか
これから未来に存在していくものなのか
それを知るのはまさしく神のみ
私にとって必要だったのは、力だけだ。10 人が皆、涙を流して生まれるように。
始まりは、全て平等で均等のはずだ。
だが必ずやどこかで道は分かれる。
駒も素材はどれも同じなずなのに、過程を経るごとに
個々の形や、道の進み方さえ異なってくる。
内なる性質とは、どういう過程で
作られていくものなのだろうか。
それは肉体なり、精神なりが
混沌か秩序か、どちらかに寄った結果なのか。
その不安定さこそが
この戦いのおもしろさでもある。
新たに始まった世界は、どのような道を行くのか。
研究者として、少し興味深くある。並び替えてみた 3 我々は破壊者による長き襲撃を受けていた。
最後の救いを、私は求められたのだ。
そうして生まれてしまった混沌の力。
あらゆる力を取り込むその力に
皆は酔いしれ、さらなる力を私は求められた。
だが力は、破壊を臨んではいなかった。
業を煮やした国は、混沌を操るため
混沌を制する秩序を
混沌の中に眠る記憶から創り出そうとしたらしい。
今となっては、私もその国と同じだ。
支え合うべき存在を争わせていることに
今さらながら強い罪悪を感じる。FF1前 1 あらゆる物事に起源が存在するように。
この世界にもまた起源は存在する。
すべては、私のあくなき欲望から始まった……。
その二つの存在は、ただ純粋で
揺るぎない力に満ち溢れていた。
だが相反するがゆえに
一度、この世界で安定してしまったのだ。
可能性を、そこで終らせるわけにはいかなかった。
私はお互いを争わせる事によって
その力を進化させることを決意した。
だが一度戦いが終れば
再び世界は安定を望んでしまうかもしれない。
やがて私は、ひとりの興味深い存在を見つけた。
その騎士は、愛ゆえの憎しみを重ね
時の鎖という深い業に囚われていた。
混沌が彼を呼んだのか、彼が混沌を呼んだのか
それはわからない。
ただひとつ確かなことは、彼が
終りなき戦いの宿命をその身に宿していること。
無限の闘争は、ここから始まったのだ。ブッキング? 9 秩序と混沌が、まだその実力を発揮していないころ
私はいくつかの実験を繰り返していた。
世界に漂う数々の意思を
なんとか利用できないものかと考えたのだ。
施策を重ねるうちに、実験は成功した。
成功したものは、強い力を生みだすため、この世界に収め
失敗したものは、次元の狭間に封じた。
今回の戦いでは、誰かがそれを取り出し
利用していたようだが。
成功した者のか何は己の存在理由に揺らぐも者もいた。
存在する理由など、何でもいいではないか。
始まりは駒であったとしても
意思を持ったまま定着すれば
それは真実となりうるのだ。
それは、過去から形作られたものなのか
これから未来に存在していくものなのか
それを知るのはまさしく神のみ
私にとって必要だったのは、力だけだ。イミテーション作り 8 戦いへの直接の干渉は許されない。
私には、そのような力は残されていなかった。
そこで私は、時空をさまよっていた一尾の竜と
ひとつの契約を交わした。
神々の戦いが終るごとに、破れた神を甦らせ
新たな駒とともに戦いが始るように、と。
代償として、私は肉体を失った。
そんなことは大きな問題ではない。
混沌に、より多くの物を吸収させたかったのだ。
破壊と創造を繰り返す、世界の浄化こそが、
私に残された、唯一の救いの道だったのだ。神竜と同化
ウロボロス環2 秩序と混沌に分かれ、争いを続ける駒。
その力は、私から見れば些細なものだった。
ただ駒には、ある興味深い特性があった。
戦いにより一度死を向かえても
再び同じ姿で甦るものがあったのだ。
死の以前の記憶は残っていないようだが。
甦る条件はひとつ。
強い何かを抱いたものだけがその資格を得られる。
それは信念であれ、後悔であれ、恐怖であれ
何であっても構わない。
混沌の駒であれ、秩序の駒であれ
その条件に相違はなかった。
だが、今回は異変が起きた。
記憶を受け継いだまま、甦る駒が現れたのだ。
あれは、神の創り出したクリスタルの影響か。
これは、何かの兆しなのかもしれない。
この戦いの不穏なる結末への……。DFF前 7 まさか、この世界の真実を探るため
自ら命を断つ者が現れるとは思わなかった。
当然、記憶は失われるだろうが
ある意味、彼は真実を証明したともいえる。
肉体が朽ちても、魂は死なず。
その理論は、半分が正解であり
半分は正解ではない。
もともと、この世界に確固たる肉体など存在していないのだ。
肉体が器に過ぎないという考えは
我が継承の儀の名残かもしれない。
だが本質はどうなのだろうか。
精神があるから肉体が存在できるのか。
肉体があるから精神が存在できるのか。
おそらく前途悪のように
どちらが先に生まれたというわけではないのだろう。DFF前
セフィ死亡
(コスモス?)6 私が何者なのか。
名前など、この世界では何の意味も持たない。
愛する者を奪われ
見知らぬ世界に流れ付いた私にできることなど
もはや、ひとつしかなかったのだ。
この世界は十二度の創造が終り
十三度目の創造が始まろうとしている。
おそらく次も、混沌の勝利で終るのだろう。
私は全てを道具として扱ってしまった。
もしかしたら、妻を奪った彼を憎んでいたのかもしれない。
……次を最後にしよう。
究極の兵器を作るためだけに繰り返される争いは。次でラスト宣言 4 生まれてきた以上、この世界に何かを残したいと
願うのは、誰も同じなのだろうか。
秩序の神コスモスが残したクリスタル。
あれを神の力と理解する者もいたが
力というよりは、コスモスを形作っていた
要素といった方が正確かもしれない。
クリスタルもまた、本来であれば器でしかない。
器とは、その中身が何で満たされるかによって
価値は変わっていくもの。
重要なのは、持つものの力であり
それにより器は性質を変えていく。
この世界も器だとしたら
果たして何に満たされようとしているのだろうか。DFFクリスタルについて 5 究極の混沌を手にする願いは叶わなかった。
願いは断たれ
世界も我が戦いも、全て終ると思っていた。
だが新たな胎動を感じる。
以前とは違う、新たな命を宿した鼓動を。
破壊の力こそ、強さこそが
私を救う唯一の道だと思っていた。
しかし私は、思い違いをしていたのかもしれない。
始まりは憎しみだった。
究極の兵器を生み出すことにより
私は、力を求め続けていた者たちに復習を願っていた。
だが、力が人を導くのではない。
時に人が力をも導くということを
繰り返す戦いの中で、彼らは教えてくれた。
その答えこそ、私がこの世界で学んだ
大いなる意思なのかもしれない。
もはや思い残すことはない。
次に生まれいずる者が、私の導きとなるのだろう。
それが復讐か、救済かはわからぬが
私もその者と共に旅に出よう。
この世界における神として
戦いの終りをここに記す。ED後